コロナ鬱対策にゲームはいかが?
今年も終わりを迎えると同時に、新しい年が始まりますが今年は世間的な風潮もあってなかなか良いムードになっているとはいえませんよね。
不安もたくさんありますが不安があることよりも落ち込んだ気持ちを発散できないという、今の環境の方が問題になってくる可能性があると思います。年末はクリスマスをはじめとして外出自粛の傾向が強いため、特に社会人が気軽に行っていた、「帰りにどっか寄っていく」というのが出来なくなっているので、仕事でのストレスを多く抱え込みやすくなっています。
だからといって、家庭なら問題が起きないかというと、家庭内では学校がリモート授業を行っていたり自宅で食事をとる機会が増えて、家計が圧迫されていたりと、家の外でも中でもガス抜きできるタイミングが減っているので、同じように過ごしているつもりでもだんだんと心が重たくなっていて、気が付いたら鬱状態になってしまっていたという人が増えているので、コロナ鬱という言葉とともに問題になっています。
自宅で過ごす時間を巣ごもりと表現して、コロナ禍で需要が高まっているものを巣ごもり需要と表現するなど、とにかく家にいる時間が増えたことで、以前はアウトドアな趣味が多かった人もインドアな趣味にシフトせざる得なくなっていたりします。
そんな中巣ごもり需要で人気が高まっており、インドア派だけでなくアウトドア派も楽しめる可能性があるということで、一気に人気が上昇しているのがテレビゲームです。その中でも今年社会現象になったといっても差し支えないのが、ニンテンドースイッチソフトあつまれどうぶつの森、通称あつ森です。
あつ森は、無人島生活を住民の動物たちとともにリアルタイムで楽しむことができるうえに、細かなアップデートで季節のイベントが追加され続けて、ずっと話題になっています。さらに、インターネットを利用した通信プレイなら知り合いを自分の作った島に呼ぶことが出来るので、就活生を対象にあつ森を使って企業説明を行った企業があるほどでした。ほかにも天穂のサクナヒメという米作りを楽しめる本格的な稲作ゲームや対馬を舞台にした侍のゲーム、ゴーストオブツシマなど、ゲームなのにアウトドアに近い景色や生活を楽しめるゲームが数多くヒットしています。
そして年末には昔からすごろくゲームのひとつとして人気がある桃鉄こと桃太郎電鉄が発売され、動画配信も可能だということでYouTubeをはじめとしてあちこちで実況しているようです。
どうして今年は上記で紹介したあつ森やサクナヒメ、ゴーストオブツシマなどといったソフトがヒットしたのか、考察している記事があったので読んでみたところ共通するのが安心感や癒しといった要素なんだそうです。確かに新しくヒットしたゲームのタイトルを見るたびに、ほんわかした画像やどこか懐かしい日本の風景など、ゲームを知らなくてもなんだかほっとしてしまうようなキャラクターや景色のあるゲームが良く話題になっていたような気がします。
あつ森がヒットし始めた時には、外に出られないからアウトドア気分を味わえるし、他の人とインターネット越しでやり取りできるからかなと思っていたのですが、サクナヒメは基本的に一人で楽しむゲームとなっているようですし、ゴーストオブツシマもストーリーは1人でプレイするようになっているそうです。
ただ、サクナヒメもゴーストオブツシマも昔懐かしい日本の風景が出てくるので、そういった部分に旅行で古民家に宿泊したときのような癒しを感じられているのかなと思いました。ですが、ゲームでできるガス抜きにも限度がありますので、生活していて普段よりも体が重く感じたり、涙もろくなったり頭痛が起きやすくなるなど、いつもよりも不安定になっていると感じたら、ぜひカウンセリングに相談してみてくださいね。
悩みを相談しないと、体にどんな不調があるの?
悩みというものは、誰しもが抱えているものだと思います。
大きな悩みもあれば、小さな悩みもありますが、人間というものは何かしら悩みを抱えながら生きていく生き物です。
悩みによっては1人で解決するものもあれば、誰かに相談することで解決することができるもの、またカウンセリングなどの専門機関に頼って解決できるものもあるでしょう。
人間という生き物は、なぜ悩みや不安を抱えるのか。
それは自分の命を守るためです。
かつで人類は狩りをすることで命を維持していましたね。
危険な動物がいる中で生活しているときに、もし不安がなければどうでしょう。
身を守る対策をなに1つせず、すやすやと眠っていれば、危険な動物に狙われてしまいますよね。
しかし不安を感じることで危機管理能力が働き、身を守る対策をすることができるのです。
なので悩みや不安というのは、ただネガティブなだけのものではないんです。
とはいえ、ずっと悩みを抱えて、ぐるぐると1人で考え込んでしまうと、体や心にとっては大きな負担になってしまいます。
もし悩みを誰にも相談しないとどうなるのか?
体や心にどんな不調が出てきてしまうのか?
まずはそこから説明していきますね。
ストレスによる体調の変化
悩みを抱えている状態というのは、いわゆる「ストレス」が溜まっている状態です。
ストレスによってこのような体や心の変化があります。
ストレスによる初期症状としては、
・胃がもたれる、胸焼けがする
・頭が重い、頭痛がする
・目が疲れる
・肩や首、背中が凝る
・腰が痛い
・朝の目覚めが悪い、寝てもスッキリしない
・立ちくらみやめまいがある
・頻繁に夢を見る
・風邪を引きやすい、症状が重くなりやすい
・顔や体に湿疹が出る
どれか心当たりのあるものはありましたか?
これは初期症状ですので、早めにストレスを取り除く対策をしましょう。
慢性的なストレスになると、さらに重い症状が出始めます。
・体が疲れやすい、息切れがする
・鬱っぽい気分が続く
・食欲不振または過食や拒食
・好奇心や気力がなくなってしまう
・喜怒哀楽が乏しくなる
・寝付きが悪い、もしくは過眠
・頭が回らない
・罪悪感や劣等感をよく感じる
・集中力が続かない
・気持ちの焦りやイライラが出やすい
・「死にたい」と考えてしまう
ここまで来るとうつ病を発症している可能性もあります。
心当たりのある方は早めに精神科や心療内科、カウンセリングで診てもらいましょう。
慢性的なストレスによって発症する病気
ストレスが原因で病気を発症することもあります。
ストレスによるダメージを受けやすいのは胃腸です。
通学前や出勤前になるとお腹が痛くなったり、緊張をするとお腹がゆるくなってしまったりといった症状が出やすいです。
胃腸へのダメージが進行すると、急性胃腸炎や過敏性腸症候群を発症する可能性があります。
なのでもし胃腸の調子が悪いなと感じたら、早めに病院に行って診察してもらいましょう。
ただ病院で治療はできるものの、再びストレスを感じる生活を送っていればまた発症してしまうことや、なかなか治らずに長引いてしまうこともあります。
なので根本の原因であるストレスを取り除くことがとても大切になります。
ストレスによって体に蕁麻疹や湿疹が出る場合もあります。
蕁麻疹はアレルギーで発症するだけでなく、自律神経やホルモンの乱れによって発症することもあるんです。
ストレスが原因の蕁麻疹は治療も長引いてしまうことがあるため、皮膚科にいっても改善しなければ、精神科や心療内科、カウンセリングなどで診てもらって、蕁麻疹の原因であるストレスの解消に努めましょう。
ストレスによって難聴になることもあります。
これを突発性難聴といいます。
原因ははっきりとわかってはいませんが、ストレスが何らかの因果関係があると考えられています。
突然耳が聞こえづらくなったり、耳鳴りやめまいを起こすようになります。
ストレス以外でも、過労や睡眠不足、糖尿病などが原因で起こることもあります。
突発性難聴の症状が出た場合は早めに治療をしないと聴力を失うこともありますので、早めに耳鼻咽喉科などで診てもらって下さい。
ストレスと自律神経には深い関わりがあります。
自律神経はストレスによるダメージで簡単に乱れてしまうので、慢性的なストレスによって自律神経失調症になってしまうことがあります。
症状としては頭痛や不眠、疲労感、倦怠感、不安感、意欲や気力の低下などがあります。
体の不調で内科にかかっても、異常が見つからない場合は、自律神経失調症を発症している場合があります。
その場合は精神科や心療内科、カウンセリングなどで診てもらいましょう。
ストレスを感じることで、脳の伝達が上手くいかなると、うつ病を発症してしまいます。
うつ病の症状は人によってさまざまですが、
・鬱っぽい気分が続く
・不安や焦りを感じやすい
・死んでしまいたいと考える
・興味や意欲、喜びを感じなくなる
・何をするにも億劫に感じる
・自分はダメなやつだと責める
・会話をしていてもボーッとして話が入ってこない
・集中力が無くなる
・睡眠障害
・食欲不振や過食、拒食
・体が疲れやすい、常に疲労感や倦怠感がある
・動悸がする、息苦しい、口が乾きやすい
・体が重くてだるい
主なうつ病の症状はこのようになっています。
インターネットでうつ病を検索すると、症状をチェックできるサイトもあるので、気になる人は見てみてくださいね。
そしてうつ病も早期の治療が大事です。
うつ状態だと外に出るのも億劫になるのでなかなか病院に行く気力が湧かないかと思いますが、ずっと1人で抱え込んで鬱々とした気分のまま過ごすのはよくありません。
今では電話で相談を受けてくれる機関もありますので、そういったものを利用するのもいいでしょう。
しかし精神科や心療内科、カウンセリングは当たり外れがあります。
なぜなら親身に話を聞いてくれる先生もいれば、流れ作業のように淡々と業務をこなす先生もいらっしゃいます。
なのでいくつかの病院を訪れてカウンセリングを受けてみて、自分に合った先生を見つけるようにしてくださいね。
話をしっかりと聞いてくれない先生の元へ何度も通っていても、薬を飲むだけでは簡単には治りません。
心理療法をきっちり行わないと、根本の悩みは解決できないのです。
心にゆとりを持ち、自分らしく生きる
【K Counseling Room】では様々な方法で心理療法を行っております。
「来談者中心療法」「認知行動療法」「認知療法」「交流分析」「論理療法」「フォーカシング」「催眠療法」といった方法です。
お客様の話をじっくりと聞き、お客様に合った方法でカウンセリングを進めていきます。
千葉市内から片道1時間県内であれば個別出張カウンセリングも行っておりますので、外に出るのが億劫だと感じる方は、ぜひ出張カウンセリングをご利用下さい。
1対1でのカウンセリングになりますので、お客様に親身に寄り添って対応することができます。
ずっと悩みを抱えている状態は、体にとっても心にとってもよくありません。
なので早めに悩みを相談して、解決する方法を一緒に探していきましょう。
1人で悩みを抱えて悶々としている状態では、時間が経つだけで、なかなか悩みは解決できないでしょう。
その場合は誰かに相談して悩みを共有することで、心も体もふっと軽くなり、スッキリすると思います。
頼れる存在がいるというのは、とても心強いことです。
もう1人で頑張らないで下さい、ぜひK Counseling Roomに気軽に頼ってください。
どんな悩みでも気軽にご相談くださいね。
🎍謹賀新年2021🎍
🗻新年、明けましておめでとうございます。🐦🍆
“ K Counseling Room ” では、皆様が充実した人生を送って頂けるように満足して頂けるカウンセリングを実施できればと思っております。本年もできる限りお力になれるよう努力して参りますので、どうぞ宜しくお願い致します。
2021年(令和3年)1月1日 元日