夏休み明けは、子供の心のSOSに気をつけて。


地域によって時期や長さに違いはあっても、学校生活の中で大きな割合を占める大型休暇といえば、夏休みですよね。

家族との思い出作りや好きなことがたくさんできる、子供にとってはとても楽しいはずのイベントですが、この夏休みの直後に大きな落とし穴があるんです。

夏休み明けの落とし穴に落ちないためにも、何に気を付けたほうがいいのでしょうか。

なぜ夏休み明けに注意が必要か?


夏休み明けというと、楽しい夏休みが終わってしまうことで喪失感に襲われます。
大人でも月曜出社の人は休日終わりの日曜日に、気落ちしてしまった経験があると思います。

でも、普通の連休終わりよりも夏休み明けのほうが強くブルーな気持ちを感じるのは、どうしてなのでしょうか。

連休がながければ長いほどブルーな気持ちが大きくなる

大人でも休日明けはブルーになると紹介しましたが、夏休み明けのブルーな気持ちは小さな連休が明けた時と比べるととても大きいのです。

その理由は連休の期間。連休の期間が長くなるほど、連休明けの投稿に対して不安やプレッシャーを感じやすく、ブルーな気持ちが大きくなる傾向があります。

2学期は最も長い学期。子供のしんどさが大きい。

夏休み明けの学期が1年間で1番長い学期だということも、子供にとって大きな負担になります。

夏休みは大人にとっては短期間かもしれませんが、子供にとっては人生で大きな割合を占める休みです。

夏休みの間学校に行っておらず、さらに長い学期が始まることで先行きに不安を感じたり、学期初めのぎくしゃくとした関係につかれてしまうなど、想像以上に子供のしんどさが大きいのです。

今年はコロナのため例年以上にブルーな生徒が増える

今年はコロナ関係のニュースで、テレビやネット上に不安になる情報があふれています。

さらに子供は大人心を機敏に感じ取るので、周囲の大人が感染対策でピリつくムードの中さらに混乱した状態で夏休みをあわただしく過ごして、2学期に突入するので環境のへんかに心が耐えきれず普段以上にブルーになりやすくなります。

大人も同じ。お盆休み明けやリモートワーク明けには注意が必要

心に変調を感じやすいのは大人も同じです。大人の場合休暇の期間にはあまり左右されなさそうですが、子供のころより普段の休みが少ない分お盆休みなどの夏季休暇の影響を受けやすいです。

ほかにも休暇ではなくても在宅でのリモートワークから、通勤を再開するときに環境の変化を感じてしまい、自分自身でも気づかないうちにブルーになっていることがあります。

大人の場合は休暇の期間が長くなると再出勤するときにプレッシャーを大きく感じやすいので、短いお盆休みなどでも注意が必要になります。

夏休み明けのこんなサインに要注意


夏休み明けの心の変化と言っても、大人の目線からでは子供の変化に気づきにくいですよね。
それに、子供自身も各々10人10色の考えがあるので、子供の個性と夏休み明けのブルーのサインを見分けるのはさらに難しくなります。

夏休み明けにブルーになっているかどうか、どんな子供の変化に気を付けていたらいいのかをまとめてみました。

学校に行きたくないと言い始めた

子供にとって学校は家庭と違い同じ目線の同級生がたくさんいる場所です。
ほかにも体を目いっぱい動かせる環境や好きなことにチャレンジ出来る時間など、いい意味で家庭とは違う環境がそこにはあります。

そんな学校に普段から行きたがっている子供が、夏休み明け学校に行きたくなさそうにしていたら要注意です。

ただ、大人の顔色を窺って言い出しにくいという子も多いので、子供の気持ちのサインに気づきやすくするために、学校に行きたくないといえるような環境を作ってあげることも、サインを見逃さないために大切です。

家族間の会話が減った

これまで楽しく家族間での会話があったのに、急に話をしなくなったり目を合わせなくなったということはありませんか。

年齢によっては反抗期や思春期が始まった可能性もありますが、夏休み明けに急に会話が減った場合は子供の気持ちが夏休み明けでブルーになっているサインの可能性もあります。

朝なかなか起きなくなった

大人でも仕事がつらいと、1番変化を感じやすいのが出勤前の朝の起床ですよね。
同じことが夏休みなどの連休明けの子供にも起こります。

夜更かしや遊び疲れている場合は別ですが、特にそんなに体力的に消耗していないのに、朝中々起きてこないのは心のほうが消耗している可能性があります。

スマホを触らなくなった

今では暮らしになくてはならないツールとなっているスマートフォンですが、このスマホでも子供の心のサインを見つけることができます。

スマホ依存症という言葉が生まれるなど、スマホばかり触っていることが問題になっていますが、これまでスマホをよく触っていた子供が急にスマホを触らなくなった場合も、気持ちの変化のサインの可能性があります。

またLINEなどのツールで、仲間から省かれている可能性もあります。
何気ない行動ですが、場合によってはスマホで人間関係のトラブルが起きているということもあるので、注意して様子を見ましょう。

夏休み明けに親はどうすべきか?


ブルーな気持ちになりやすい夏休み明け、心がデリケートでナイーブになっている子供に対して、親はどのように接するべきなのでしょうか。

方法は1つではありませんし子供にとって大きく影響を与えるからこそ、どんな対応をしたらいいのかを心得ておきたいですよね。

子供の性格によって細かい対応は変わりますが、夏休み明けの親はどういった対応をしたらいいのかの例を紹介したいと思います。

否定せずに共感の気持ちで話を聞く

夏休み明けで気持ちがナイーブになっている子供は、自分の安心できる居場所を求めています。

子供に限らず人間は自分の考えを否定されてしまうと、無意識に自分の居場所がないと考えてしまったり自分に対して否定的になってしまいます。

夏休み明けのブルーになりやすい時期だからこそ、子供の気持ちを聞くときは否定せずできるだけ気持ちに寄り添って共感する気持ちで話を聞きましょう。

大人としての経験や知識から否定したくなることがあっても否定するときではありません。
ブルーになっているときは否定や注意も、マイナス効果になることがあるので、できるだけ共感して子供の心をほぐすようにしましょう。

無理して学校に行かせない

子供は学校に行くものという考えがありますが、夏休み明けのブルーな子供にとっては子供=学校へ行くという考え自体がマイナスに働いてしまいやすいです。
学校に行かなければならないというプレッシャーでどんどん子供の心が沈んでしまうことも十分に考えられます。

ですから、子供が学校に行きたくなさそうなら、無理にいかなくてもいいと優しく声をかけてあげましょう。
学校に行かなきゃいけないという思いで行くよりも、学校に行きたいと思っていくことが重要です。

子供にとって家庭はいきたくない学校から身を守れる唯一の場所になりうるので、無理に学校には行かせず休ませてあげることも大切です。

学校を休んだ時はいろいろ言いたくなってしまうこともありますが、休んだことをとがめないように何か言いたくなったら深呼吸して6秒ほど心を落ち着けるようにしましょう。

学校と相談してみる

子供の心を守るためには、家庭だけではできることに限界があります。

そこでおすすめしたいのが、学校への相談です。学校ではクラス担任や学年の担任だけでなく、心の相談ができる相手がいる場合もあります。

家庭だけで頑張りすぎて、学校側との連携が取れずかえっていろいろこじれてしまうこともあるので、家庭だけで無理して解決しようとせずに学校への相談もしてみましょう。

親には見えない部分が学校では見えている場合や、第3者から見た子供の様子も知ることができます。

カウンセリングを受けてみる

餅は餅屋ということわざがあるように、心のころは心の専門家に相談するのも手です。
子供に限らず心のことは専門家であるカウンセラーに相談するのが1番確実に解決できます。

また、子供が普段関わっている環境とは全く関係ない相手だからこそ、子供も安心していろいろ話ができるということがあります。

最初は見知らぬ相手なので子供も警戒しますがプロのカウンセラーは、心のメンテナンスのため親身になって話を聞くことができるので、家庭内だけで無理に心の問題に対処せず、プロのカウンセラーによるカウンセリングを利用しましょう。

甲子園を見て感動したお話を一つ。

照りつける日差しがアスファルトを鉄板のように熱くする毎日が続いています。あまりの暑さに外を出歩く人影もかなり減っていますが、屋内だからといって油断もできないので、水分補給に余念がない毎日ですね。もちろん、水分だけじゃなくて塩分もバランスよく摂るように気を付けることが大切です。
暑い中でも変わらずスポーツ界では頑張っている人がいます。その一人が高校三年生の福島君というのですが、彼は全身の毛髪が抜け落ちてしまう脱毛症を患わっているそうです。
確かにマウンドに立つ姿は、いわゆるスキンヘッドなので存在感を感じますが、それよりも目を見張りたくなるのは彼が本年の甲子園高校野球交流試合に出る実力のある選手だということです。
ニュースで脱毛症を患っていると知りましたが、そんなことも感じさせないぐらい楽しそうにチームメイトと野球をやっているので、ただ見ているだけでは辛さなんてみじんも感じさせない感じでしたが、過去にはかなり悩んでいたりしたようです。
確かに、学校教育の中ではどうしても同年代の狭い世界が中心になってしまう上に、子供同士は相手のことを考えずに話してしまう子も多いので、小学校で脱毛症が判明したという福島君はいろいろと悩んで家族ともめることもあったそう。大なり小なりですが、価値観というのは人それぞれなので、見た目のコンプレックスで悩む子も多い中、脱毛症で悩む福島君は当初外出時には帽子をかぶっていたそうなんです。そんな彼がいったいどうして防止なしでも過ごしたり、仲間と楽しく野球をやろうと思ったのかというと、家族のちょっとした一言がきっかけだったそうです。
それは、元プロ野球選手の森本稀哲選手のようになればいいという、一言。実は元プロ野球選手の森本稀哲選手も同じように脱毛症を患っており、それでも堂々とプレーして時には髪がないことを利用して、いろんな変装をして観客を楽しませるなど、とても愛された選手だったんです。その、森本稀哲選手を目指せといわれてから、気持ちを切り替えて頭を隠すこともやめたそうです。更に野球でも自分自身の脱毛症と向き合いチームにも打ち明けてコンプレックスを乗り越えて、野球を頑張ってきたそうです。
10代という心がまだ成長している途中で、なおかつ不安定な時期なのにしっかりと自分を見つけてさらには自分自身のコンプレックスを乗り越えた、福島君の話はとても感動的でした。
感じ方や価値観は10人10色ですので、どんな人でもふとした拍子にこれまで感じていなかったコンプレックスを急に感じ始めることがあります。それだけ人間の心はデリケートで崩れやすい部分があります。崩れやすいからといって心を傷めつけても、体のように鍛錬することはできないので、ちょっとずつ自分自身の中でいろいろな心の問題をかみ砕いて、消化していくしかありません。ですが、福島君のように身近にアドバイスをくれる人がいればだいぶ違いますが、大人になって一人暮らしをしていたり家族が忙しくしているとなると、相談もできないということがありますよね。そういったときはぜひカウンセリングで相談してみてください。カウンセリングで話を聞いてどのように自分自身の問題と向き合っていくかのサポートをすることはできます。最終的な解決は悩んでいる本人ですが、解決までの道のりは一人で乗り越える必要はありません。森本稀哲選手や福島君のように自分自身の問題と上手に付き合うことで、いろいろなことが好転する可能性は十分ありますよ。
自宅にいることが多いので普段から考えないネガティブなことを考えやすくなっています。まだまだ続く新しい生活スタイルに対応するために、ぜひカウンセリングも利用してみてくださいね。

ステイホーム中に食べられる人気の食べ物

今年の夏は例年以上に厳しい暑さとなっていますね。夏といえば屋外イベントや夏休みのレジャーと楽しみが多い季節ですが、今年はちょっと難しそうです。
気の合う友人たちと集まることも、ステイホーム中は難しいですしオンラインでは友人たちと集まってやりたいこともなかなかできません。
どうしても自宅で過ごすことが増えるので、スマホやパソコンでニュース記事などを読みふけってしまい、どんどん暗いニュースを追いかけてしまうことがあります。ですから、心のためにもニュースをチェックするときはできるだけ明るい話題を探して読むようにするのもおすすめです。
コラム記事で拝見したんですが、最近ドイツでは日本発祥のある食べ物が人気になっているそうなんですよ。
その食べ物とは、なんとおにぎりなんだそうです。以前から海外では、和食ブームとともにお寿司が流行したりしていますが、今回ドイツで話題になっているのはもっと身近なおにぎりということで驚きですよね。
日本でもおにぎりは人気ですが、海外では具に何を入れているのかというと、意外なことに日本のおにぎりの定番の具でもあるツナマヨや鮭を入れているそうなんです。文化は違っても、おいしいと思うものは似ているのかもしれませんね。
おにぎりの需要は若者が多いらしく、この辺りも日本の若者と同じように柔軟に文化を取り入れる姿勢が見えますよね。ほかにも意外なところで菜食主義者の人にも人気があるそうなんです。確かに具材によっては菜食主義者向けですし、ボリュームもあるので食べ応えもばっちりなので人気にも納得できますね。
拝見したコラムによると、ドイツのフランクフルトでおにぎり店を経営している方は、日本に出張に来た際におにぎりを食べて気に入ったからと、実際におにぎり工場まで視察したそうです。さらにお米や海苔といった素材にも日本産のものを使うなど、こだわりを見て感動しました。もしかしたらおにぎりについてなら、普段何気なく食べている私たちよりも詳しいのかもしれないですね。
日本でも、おにぎりの具はどんどん多様化していて、エビマヨネーズなど変わった具もオーソドックスになりつつありますが、ドイツでも日本の定番と同じように人気の具があるようです。中には、アボカドやピーナツを入れているものもあるようですよ。日本ではなじみのない具ですがおいしそうですよね。
ちなみにドイツで宣伝するときは、おにぎりのことを日本のサンドイッチだと宣伝しているそうです。なるほど、イメージしやすそうですね。
しかも、パッケージもコンビニおにぎりと同じようになっているので、パッと写真で見ただけでは日本のコンビニおにぎりと間違えそうなぐらいです。
最近では需要が高まっているようで、ドイツの大手スーパーでもおにぎりを販売しているようです。いつかドイツで有名になったおにぎりが日本に再輸入されるっていうことも、あるかもしれませんね。
こうやって文化同士が影響しあって、新しいスタンダートができることはお互いの国の文化に良い影響が生まれそうですよね。
今はステイホームで、旅行に行くこともできませんが、コロナが収束して海外に行けるようになったら、ドイツに行って現地のおにぎりを味わってみるのも楽しそうです。
もちろん、楽しむためには今を乗り切る必要があるので、ステイホーム中に心がもやもやとしているとか理由のない不安感を感じる時は、気軽にカウンセリングの相談をしてくださいね。
心が晴れないと、おいしいものもおいしいと感じられなくなってしまいます。ストレスをためやすいステイホームの時期に、自宅で時間ができるからこそカウンセリングを利用して自分を見直すというのも、一つの選択肢ですよ。

今年の夏休みは今までにない夏休みになりそうです。こういったときは心が不安定になりますのでご注意ください

厚い雲に覆われて薄暗く雨の多い日々も、だんだんと終わりが近づいていますよね。
少し遅くはなりましたが、外に出ると一気にじりじりとした暑さを感じることができるようになってきました。一気に夏らしい天気が続くようになりましたが、社会的にはコロナウイルスの影響もあり夏を楽しむというわけにもいかないので、涼しい屋内で過ごしている時間がほとんどという人も多いと思います。海の家などの日本の夏特有のレジャー施設も、休業を余儀なくされたり、子供たちの夏休みも地域によってはかなり縮小して、例年とは違う部分が多い夏になりそうです。
夏といえば夏休みですが、今年はコロナによる休校が相次いだ影響もあり、地域ごとの夏休みの期間にもかなり差が出ているようです。夏休みが減るということで、夏休み特有の子供が家にいるから大変ということも減るようなのですが、その分この暑い期間に学校へ通うというリスクもあるので、結局心配は尽きませんね。
少しでも夏休みがあるということで、子供が家にいると家事が増えることもあり、夏は親御さんの負担が増えやすい時期でもあります。例年の夏のように気軽に外出してレジャーを楽しんだりできればいいのですが、外出自粛のこともあり家にいる時間が増えるので、負担を軽くするのは難しくなります。
ストレスをため込む親御さんも多くなりそうですが、今は協力して乗り越える時期だと思いましょう。ちなみにリモートワークで在宅仕事をしているという人も増えているので、親御さんが2人とも家にいるという機会も珍しくなくなりましたが、家のことというと別のようです。
内閣府が調査したものによると夫婦2人世帯で家事をしている時間を比べると、女性の方がなんと2.6倍も多くなっているようです。昔から比べると女性の社会進出も当たり前になり、結婚しても仕事を続けているという女性の割合も増えましたが、家事を平等に分担するのはなかなか難しいようですね。ゴミ出しなどの簡単な家事は男性でも参加しやすいようですが、それ以上となると人によっては面倒くさく感じてしまうのかもしれません。
さらに子供のいる夫婦世帯にも同じ調査をしたようなのですが、子供がいると妻の家事時間は夫と比べてさらに多い2.6倍~3.6倍の時間家事をしているそうです。夫婦共働きの言えば増えているのに、女性の家事時間がこんなに多いとなると、自分の時間を持てないだけじゃなくて心にも負担がかかってしまいそうですね。
子供がいる夫婦世帯は育児時間についても調査したようなのですが、やはり育児時間も女性の方が男性に比べてダントツに多く、なんと2.1倍~2.7倍もの時間を育児に使っているようです。化粧や衣服なども男性に比べると時間を使う必要がるのに、さらに家事や育児で時間を使っているとなると、女性側の負担が心配になってしまう数値ですね。
ですが、逆に言えば男性側が家事時間を増やして、差を減らせば女性側の負担がぐっと減るということがわかるので、男性としてはチャンスなのかもしれません。在宅勤務が多く家にいる今だからこそ、夫婦や家族間で家事や育児の分担について話し合って、お互いにフォローしあえるように体制を整えるのも、これからの男性女性それぞれの時間の使い方や関係性をよくするために有効です。ただ、いきなりお互いの思いをぶつけあうと、かえってけんかになってしまったり、伝えたいことがうまく伝わらない可能性も高くなります。円滑に話し合うためにも、話し合いの前にカウンセリングを利用して話したい気持ちを整頓してみるのもおすすめですよ。第3者に話すことで、どう話したら伝わるかや自分がどう話したいかをじっくりかみ砕くことができます。
もちろんそれ以外の家庭内のお悩みもお聞きしますので、まずは気軽にカウンセリングを受けてみてくださいね。

スマートフォンのおかげで便利になった反面、心が落ち込む人が増えているようです。

梅雨明け後は、毎日茹だる様な暑さが続いていますが皆さまはいかがお過ごしですか?
外に出ることがあまりできないからこそ、家で何をしていてもいろいろな情報が目に入るので、いろんな気持ちがあふれてきますよね。
そんな情報を集めるツールとして利用している人も多いのが、スマートフォンです。

中には、依存してしまう人や、面識のない人同士のトラブルの原因になる可能性もあるなど、ネガティブなイメージもあるスマートフォンですが、現代社会にとってなくてはならないツールですよね。
それはもちろん大人だけじゃなくて子供も一緒で、最近では子供との連絡にスマートフォンを使っているという人もどんどん増えています。
普及することで子供同士のコミュニケーションなど、大人の目の届かない部分が多くなって、そこから『いじめ』など多くの問題が生まれることもありますよね。
これまではトラブルなどの懸念もあるからか、原則として中学生のスマートフォンの学校への持ち込みは禁止となっていました。
ですが、文部科学省がついにスマートフォンや携帯電話の学校持ち込みを条件付きで、認めようという方針を決めたようです。

あくまで条件付きとのことで、校内での携帯電話・スマートフォンの使用は禁じる、登校時に学校で預かるなどの制約があるようなのですが、それでも子供の登下校時にスマートフォンでやり取りができると考えると、メリットはありそうですよね。
しかし、どうやって管理するのか、紛失した場合やトラブル時の責任問題など、課題も山積みのようなので、実際にどうなっていくかこれからの様子次第という部分も多そうです。
ただ、外出自粛で学校も登下校などがばらついているので、子供の安全を管理する面ではスマートフォンを登下校だけでも持っていくのは、使い方次第で安心につながりますよね。

もう一つ気になるのが、スマートフォンで見られるインターネットサイトの中でも、有害サイトといわれるサイトやSNSでのやり取りにおけるトラブルの危険性です。
こういったスマートフォンの危険性や使い方についても、学校ごとに指導することで対応する予定だそうなので、安全にスマートフォンを使える環境が見つかるまでは試行錯誤になりそうですよね。実際、反対する意見の人もいるようです。

さらに学校へ持ち込む際のルール作りやフィルタリング設定など、保護者や生徒と教職員でしっかり連携することが、今まで以上に大切になるようです。
スマートフォンが普及してから、人同士のコミュニケーションが円滑になった反面、直接話し合うことは減っているといわれていますが、学校へのスマホ持ち込みは連携が必要なこともあり、保護者や生徒と学校が今までよりも話し合う機会が増えるので、直接話をするきっかけにもなりそうですね。

コミュニケーションとして、年齢問わず使われるようになったスマートフォンですが、便利がゆえにスマートフォンありきで自分自身のことを顧みなくなってしまうこともあります。
すると肩こりや頭痛だけでなく、多すぎるネガティブな情報から心が落ち込んだりということにつながることもあります。

落ち込んでしまった心は、そのままではなかなか浮上しないので、そんな時はカウンセリングを受けてみるのも選択肢のひとつです。
『カウンセリング=心の病』というイメージがありますが、実際はちょっとした不安でもカウンセリングで解決できるってことが多いのですよ。
便利なスマートフォンでも、さすがにカウンセリングはしてくれないので、心にもやもやがあったり、自分のことを顧みてみたくなったら気軽にちょっと話す気持ちでカウンセリングを受けてみるのもおすすめですよ。
まだもう少し曇天の日々は続きそうですが、乗り切るために上手に心をメンテナンスして過ごしましょう。

夏休み明けは、子供の心のSOSに気をつけて。


地域によって時期や長さに違いはあっても、学校生活の中で大きな割合を占める大型休暇といえば、夏休みですよね。

家族との思い出作りや好きなことがたくさんできる、子供にとってはとても楽しいはずのイベントですが、この夏休みの直後に大きな落とし穴があるんです。

夏休み明けの落とし穴に落ちないためにも、何に気を付けたほうがいいのでしょうか。

なぜ夏休み明けに注意が必要か?


夏休み明けというと、楽しい夏休みが終わってしまうことで喪失感に襲われます。
大人でも月曜出社の人は休日終わりの日曜日に、気落ちしてしまった経験があると思います。

でも、普通の連休終わりよりも夏休み明けのほうが強くブルーな気持ちを感じるのは、どうしてなのでしょうか。

連休がながければ長いほどブルーな気持ちが大きくなる

大人でも休日明けはブルーになると紹介しましたが、夏休み明けのブルーな気持ちは小さな連休が明けた時と比べるととても大きいのです。

その理由は連休の期間。連休の期間が長くなるほど、連休明けの投稿に対して不安やプレッシャーを感じやすく、ブルーな気持ちが大きくなる傾向があります。

2学期は最も長い学期。子供のしんどさが大きい。

夏休み明けの学期が1年間で1番長い学期だということも、子供にとって大きな負担になります。

夏休みは大人にとっては短期間かもしれませんが、子供にとっては人生で大きな割合を占める休みです。

夏休みの間学校に行っておらず、さらに長い学期が始まることで先行きに不安を感じたり、学期初めのぎくしゃくとした関係につかれてしまうなど、想像以上に子供のしんどさが大きいのです。

今年はコロナのため例年以上にブルーな生徒が増える

今年はコロナ関係のニュースで、テレビやネット上に不安になる情報があふれています。

さらに子供は大人心を機敏に感じ取るので、周囲の大人が感染対策でピリつくムードの中さらに混乱した状態で夏休みをあわただしく過ごして、2学期に突入するので環境のへんかに心が耐えきれず普段以上にブルーになりやすくなります。

大人も同じ。お盆休み明けやリモートワーク明けには注意が必要

心に変調を感じやすいのは大人も同じです。大人の場合休暇の期間にはあまり左右されなさそうですが、子供のころより普段の休みが少ない分お盆休みなどの夏季休暇の影響を受けやすいです。

ほかにも休暇ではなくても在宅でのリモートワークから、通勤を再開するときに環境の変化を感じてしまい、自分自身でも気づかないうちにブルーになっていることがあります。

大人の場合は休暇の期間が長くなると再出勤するときにプレッシャーを大きく感じやすいので、短いお盆休みなどでも注意が必要になります。

夏休み明けのこんなサインに要注意


夏休み明けの心の変化と言っても、大人の目線からでは子供の変化に気づきにくいですよね。
それに、子供自身も各々10人10色の考えがあるので、子供の個性と夏休み明けのブルーのサインを見分けるのはさらに難しくなります。

夏休み明けにブルーになっているかどうか、どんな子供の変化に気を付けていたらいいのかをまとめてみました。

学校に行きたくないと言い始めた

子供にとって学校は家庭と違い同じ目線の同級生がたくさんいる場所です。
ほかにも体を目いっぱい動かせる環境や好きなことにチャレンジ出来る時間など、いい意味で家庭とは違う環境がそこにはあります。

そんな学校に普段から行きたがっている子供が、夏休み明け学校に行きたくなさそうにしていたら要注意です。

ただ、大人の顔色を窺って言い出しにくいという子も多いので、子供の気持ちのサインに気づきやすくするために、学校に行きたくないといえるような環境を作ってあげることも、サインを見逃さないために大切です。

家族間の会話が減った

これまで楽しく家族間での会話があったのに、急に話をしなくなったり目を合わせなくなったということはありませんか。

年齢によっては反抗期や思春期が始まった可能性もありますが、夏休み明けに急に会話が減った場合は子供の気持ちが夏休み明けでブルーになっているサインの可能性もあります。

朝なかなか起きなくなった

大人でも仕事がつらいと、1番変化を感じやすいのが出勤前の朝の起床ですよね。
同じことが夏休みなどの連休明けの子供にも起こります。

夜更かしや遊び疲れている場合は別ですが、特にそんなに体力的に消耗していないのに、朝中々起きてこないのは心のほうが消耗している可能性があります。

スマホを触らなくなった

今では暮らしになくてはならないツールとなっているスマートフォンですが、このスマホでも子供の心のサインを見つけることができます。

スマホ依存症という言葉が生まれるなど、スマホばかり触っていることが問題になっていますが、これまでスマホをよく触っていた子供が急にスマホを触らなくなった場合も、気持ちの変化のサインの可能性があります。

またLINEなどのツールで、仲間から省かれている可能性もあります。
何気ない行動ですが、場合によってはスマホで人間関係のトラブルが起きているということもあるので、注意して様子を見ましょう。

夏休み明けに親はどうすべきか?


ブルーな気持ちになりやすい夏休み明け、心がデリケートでナイーブになっている子供に対して、親はどのように接するべきなのでしょうか。

方法は1つではありませんし子供にとって大きく影響を与えるからこそ、どんな対応をしたらいいのかを心得ておきたいですよね。

子供の性格によって細かい対応は変わりますが、夏休み明けの親はどういった対応をしたらいいのかの例を紹介したいと思います。

否定せずに共感の気持ちで話を聞く

夏休み明けで気持ちがナイーブになっている子供は、自分の安心できる居場所を求めています。

子供に限らず人間は自分の考えを否定されてしまうと、無意識に自分の居場所がないと考えてしまったり自分に対して否定的になってしまいます。

夏休み明けのブルーになりやすい時期だからこそ、子供の気持ちを聞くときは否定せずできるだけ気持ちに寄り添って共感する気持ちで話を聞きましょう。

大人としての経験や知識から否定したくなることがあっても否定するときではありません。
ブルーになっているときは否定や注意も、マイナス効果になることがあるので、できるだけ共感して子供の心をほぐすようにしましょう。

無理して学校に行かせない

子供は学校に行くものという考えがありますが、夏休み明けのブルーな子供にとっては子供=学校へ行くという考え自体がマイナスに働いてしまいやすいです。
学校に行かなければならないというプレッシャーでどんどん子供の心が沈んでしまうことも十分に考えられます。

ですから、子供が学校に行きたくなさそうなら、無理にいかなくてもいいと優しく声をかけてあげましょう。
学校に行かなきゃいけないという思いで行くよりも、学校に行きたいと思っていくことが重要です。

子供にとって家庭はいきたくない学校から身を守れる唯一の場所になりうるので、無理に学校には行かせず休ませてあげることも大切です。

学校を休んだ時はいろいろ言いたくなってしまうこともありますが、休んだことをとがめないように何か言いたくなったら深呼吸して6秒ほど心を落ち着けるようにしましょう。

学校と相談してみる

子供の心を守るためには、家庭だけではできることに限界があります。

そこでおすすめしたいのが、学校への相談です。学校ではクラス担任や学年の担任だけでなく、心の相談ができる相手がいる場合もあります。

家庭だけで頑張りすぎて、学校側との連携が取れずかえっていろいろこじれてしまうこともあるので、家庭だけで無理して解決しようとせずに学校への相談もしてみましょう。

親には見えない部分が学校では見えている場合や、第3者から見た子供の様子も知ることができます。

カウンセリングを受けてみる

餅は餅屋ということわざがあるように、心のころは心の専門家に相談するのも手です。
子供に限らず心のことは専門家であるカウンセラーに相談するのが1番確実に解決できます。

また、子供が普段関わっている環境とは全く関係ない相手だからこそ、子供も安心していろいろ話ができるということがあります。

最初は見知らぬ相手なので子供も警戒しますがプロのカウンセラーは、心のメンテナンスのため親身になって話を聞くことができるので、家庭内だけで無理に心の問題に対処せず、プロのカウンセラーによるカウンセリングを利用しましょう。

甲子園を見て感動したお話を一つ。

照りつける日差しがアスファルトを鉄板のように熱くする毎日が続いています。あまりの暑さに外を出歩く人影もかなり減っていますが、屋内だからといって油断もできないので、水分補給に余念がない毎日ですね。もちろん、水分だけじゃなくて塩分もバランスよく摂るように気を付けることが大切です。
暑い中でも変わらずスポーツ界では頑張っている人がいます。その一人が高校三年生の福島君というのですが、彼は全身の毛髪が抜け落ちてしまう脱毛症を患わっているそうです。
確かにマウンドに立つ姿は、いわゆるスキンヘッドなので存在感を感じますが、それよりも目を見張りたくなるのは彼が本年の甲子園高校野球交流試合に出る実力のある選手だということです。
ニュースで脱毛症を患っていると知りましたが、そんなことも感じさせないぐらい楽しそうにチームメイトと野球をやっているので、ただ見ているだけでは辛さなんてみじんも感じさせない感じでしたが、過去にはかなり悩んでいたりしたようです。
確かに、学校教育の中ではどうしても同年代の狭い世界が中心になってしまう上に、子供同士は相手のことを考えずに話してしまう子も多いので、小学校で脱毛症が判明したという福島君はいろいろと悩んで家族ともめることもあったそう。大なり小なりですが、価値観というのは人それぞれなので、見た目のコンプレックスで悩む子も多い中、脱毛症で悩む福島君は当初外出時には帽子をかぶっていたそうなんです。そんな彼がいったいどうして防止なしでも過ごしたり、仲間と楽しく野球をやろうと思ったのかというと、家族のちょっとした一言がきっかけだったそうです。
それは、元プロ野球選手の森本稀哲選手のようになればいいという、一言。実は元プロ野球選手の森本稀哲選手も同じように脱毛症を患っており、それでも堂々とプレーして時には髪がないことを利用して、いろんな変装をして観客を楽しませるなど、とても愛された選手だったんです。その、森本稀哲選手を目指せといわれてから、気持ちを切り替えて頭を隠すこともやめたそうです。更に野球でも自分自身の脱毛症と向き合いチームにも打ち明けてコンプレックスを乗り越えて、野球を頑張ってきたそうです。
10代という心がまだ成長している途中で、なおかつ不安定な時期なのにしっかりと自分を見つけてさらには自分自身のコンプレックスを乗り越えた、福島君の話はとても感動的でした。
感じ方や価値観は10人10色ですので、どんな人でもふとした拍子にこれまで感じていなかったコンプレックスを急に感じ始めることがあります。それだけ人間の心はデリケートで崩れやすい部分があります。崩れやすいからといって心を傷めつけても、体のように鍛錬することはできないので、ちょっとずつ自分自身の中でいろいろな心の問題をかみ砕いて、消化していくしかありません。ですが、福島君のように身近にアドバイスをくれる人がいればだいぶ違いますが、大人になって一人暮らしをしていたり家族が忙しくしているとなると、相談もできないということがありますよね。そういったときはぜひカウンセリングで相談してみてください。カウンセリングで話を聞いてどのように自分自身の問題と向き合っていくかのサポートをすることはできます。最終的な解決は悩んでいる本人ですが、解決までの道のりは一人で乗り越える必要はありません。森本稀哲選手や福島君のように自分自身の問題と上手に付き合うことで、いろいろなことが好転する可能性は十分ありますよ。
自宅にいることが多いので普段から考えないネガティブなことを考えやすくなっています。まだまだ続く新しい生活スタイルに対応するために、ぜひカウンセリングも利用してみてくださいね。

ステイホーム中に食べられる人気の食べ物

今年の夏は例年以上に厳しい暑さとなっていますね。夏といえば屋外イベントや夏休みのレジャーと楽しみが多い季節ですが、今年はちょっと難しそうです。
気の合う友人たちと集まることも、ステイホーム中は難しいですしオンラインでは友人たちと集まってやりたいこともなかなかできません。
どうしても自宅で過ごすことが増えるので、スマホやパソコンでニュース記事などを読みふけってしまい、どんどん暗いニュースを追いかけてしまうことがあります。ですから、心のためにもニュースをチェックするときはできるだけ明るい話題を探して読むようにするのもおすすめです。
コラム記事で拝見したんですが、最近ドイツでは日本発祥のある食べ物が人気になっているそうなんですよ。
その食べ物とは、なんとおにぎりなんだそうです。以前から海外では、和食ブームとともにお寿司が流行したりしていますが、今回ドイツで話題になっているのはもっと身近なおにぎりということで驚きですよね。
日本でもおにぎりは人気ですが、海外では具に何を入れているのかというと、意外なことに日本のおにぎりの定番の具でもあるツナマヨや鮭を入れているそうなんです。文化は違っても、おいしいと思うものは似ているのかもしれませんね。
おにぎりの需要は若者が多いらしく、この辺りも日本の若者と同じように柔軟に文化を取り入れる姿勢が見えますよね。ほかにも意外なところで菜食主義者の人にも人気があるそうなんです。確かに具材によっては菜食主義者向けですし、ボリュームもあるので食べ応えもばっちりなので人気にも納得できますね。
拝見したコラムによると、ドイツのフランクフルトでおにぎり店を経営している方は、日本に出張に来た際におにぎりを食べて気に入ったからと、実際におにぎり工場まで視察したそうです。さらにお米や海苔といった素材にも日本産のものを使うなど、こだわりを見て感動しました。もしかしたらおにぎりについてなら、普段何気なく食べている私たちよりも詳しいのかもしれないですね。
日本でも、おにぎりの具はどんどん多様化していて、エビマヨネーズなど変わった具もオーソドックスになりつつありますが、ドイツでも日本の定番と同じように人気の具があるようです。中には、アボカドやピーナツを入れているものもあるようですよ。日本ではなじみのない具ですがおいしそうですよね。
ちなみにドイツで宣伝するときは、おにぎりのことを日本のサンドイッチだと宣伝しているそうです。なるほど、イメージしやすそうですね。
しかも、パッケージもコンビニおにぎりと同じようになっているので、パッと写真で見ただけでは日本のコンビニおにぎりと間違えそうなぐらいです。
最近では需要が高まっているようで、ドイツの大手スーパーでもおにぎりを販売しているようです。いつかドイツで有名になったおにぎりが日本に再輸入されるっていうことも、あるかもしれませんね。
こうやって文化同士が影響しあって、新しいスタンダートができることはお互いの国の文化に良い影響が生まれそうですよね。
今はステイホームで、旅行に行くこともできませんが、コロナが収束して海外に行けるようになったら、ドイツに行って現地のおにぎりを味わってみるのも楽しそうです。
もちろん、楽しむためには今を乗り切る必要があるので、ステイホーム中に心がもやもやとしているとか理由のない不安感を感じる時は、気軽にカウンセリングの相談をしてくださいね。
心が晴れないと、おいしいものもおいしいと感じられなくなってしまいます。ストレスをためやすいステイホームの時期に、自宅で時間ができるからこそカウンセリングを利用して自分を見直すというのも、一つの選択肢ですよ。

今年の夏休みは今までにない夏休みになりそうです。こういったときは心が不安定になりますのでご注意ください

厚い雲に覆われて薄暗く雨の多い日々も、だんだんと終わりが近づいていますよね。
少し遅くはなりましたが、外に出ると一気にじりじりとした暑さを感じることができるようになってきました。一気に夏らしい天気が続くようになりましたが、社会的にはコロナウイルスの影響もあり夏を楽しむというわけにもいかないので、涼しい屋内で過ごしている時間がほとんどという人も多いと思います。海の家などの日本の夏特有のレジャー施設も、休業を余儀なくされたり、子供たちの夏休みも地域によってはかなり縮小して、例年とは違う部分が多い夏になりそうです。
夏といえば夏休みですが、今年はコロナによる休校が相次いだ影響もあり、地域ごとの夏休みの期間にもかなり差が出ているようです。夏休みが減るということで、夏休み特有の子供が家にいるから大変ということも減るようなのですが、その分この暑い期間に学校へ通うというリスクもあるので、結局心配は尽きませんね。
少しでも夏休みがあるということで、子供が家にいると家事が増えることもあり、夏は親御さんの負担が増えやすい時期でもあります。例年の夏のように気軽に外出してレジャーを楽しんだりできればいいのですが、外出自粛のこともあり家にいる時間が増えるので、負担を軽くするのは難しくなります。
ストレスをため込む親御さんも多くなりそうですが、今は協力して乗り越える時期だと思いましょう。ちなみにリモートワークで在宅仕事をしているという人も増えているので、親御さんが2人とも家にいるという機会も珍しくなくなりましたが、家のことというと別のようです。
内閣府が調査したものによると夫婦2人世帯で家事をしている時間を比べると、女性の方がなんと2.6倍も多くなっているようです。昔から比べると女性の社会進出も当たり前になり、結婚しても仕事を続けているという女性の割合も増えましたが、家事を平等に分担するのはなかなか難しいようですね。ゴミ出しなどの簡単な家事は男性でも参加しやすいようですが、それ以上となると人によっては面倒くさく感じてしまうのかもしれません。
さらに子供のいる夫婦世帯にも同じ調査をしたようなのですが、子供がいると妻の家事時間は夫と比べてさらに多い2.6倍~3.6倍の時間家事をしているそうです。夫婦共働きの言えば増えているのに、女性の家事時間がこんなに多いとなると、自分の時間を持てないだけじゃなくて心にも負担がかかってしまいそうですね。
子供がいる夫婦世帯は育児時間についても調査したようなのですが、やはり育児時間も女性の方が男性に比べてダントツに多く、なんと2.1倍~2.7倍もの時間を育児に使っているようです。化粧や衣服なども男性に比べると時間を使う必要がるのに、さらに家事や育児で時間を使っているとなると、女性側の負担が心配になってしまう数値ですね。
ですが、逆に言えば男性側が家事時間を増やして、差を減らせば女性側の負担がぐっと減るということがわかるので、男性としてはチャンスなのかもしれません。在宅勤務が多く家にいる今だからこそ、夫婦や家族間で家事や育児の分担について話し合って、お互いにフォローしあえるように体制を整えるのも、これからの男性女性それぞれの時間の使い方や関係性をよくするために有効です。ただ、いきなりお互いの思いをぶつけあうと、かえってけんかになってしまったり、伝えたいことがうまく伝わらない可能性も高くなります。円滑に話し合うためにも、話し合いの前にカウンセリングを利用して話したい気持ちを整頓してみるのもおすすめですよ。第3者に話すことで、どう話したら伝わるかや自分がどう話したいかをじっくりかみ砕くことができます。
もちろんそれ以外の家庭内のお悩みもお聞きしますので、まずは気軽にカウンセリングを受けてみてくださいね。

スマートフォンのおかげで便利になった反面、心が落ち込む人が増えているようです。

梅雨明け後は、毎日茹だる様な暑さが続いていますが皆さまはいかがお過ごしですか?
外に出ることがあまりできないからこそ、家で何をしていてもいろいろな情報が目に入るので、いろんな気持ちがあふれてきますよね。
そんな情報を集めるツールとして利用している人も多いのが、スマートフォンです。

中には、依存してしまう人や、面識のない人同士のトラブルの原因になる可能性もあるなど、ネガティブなイメージもあるスマートフォンですが、現代社会にとってなくてはならないツールですよね。
それはもちろん大人だけじゃなくて子供も一緒で、最近では子供との連絡にスマートフォンを使っているという人もどんどん増えています。
普及することで子供同士のコミュニケーションなど、大人の目の届かない部分が多くなって、そこから『いじめ』など多くの問題が生まれることもありますよね。
これまではトラブルなどの懸念もあるからか、原則として中学生のスマートフォンの学校への持ち込みは禁止となっていました。
ですが、文部科学省がついにスマートフォンや携帯電話の学校持ち込みを条件付きで、認めようという方針を決めたようです。

あくまで条件付きとのことで、校内での携帯電話・スマートフォンの使用は禁じる、登校時に学校で預かるなどの制約があるようなのですが、それでも子供の登下校時にスマートフォンでやり取りができると考えると、メリットはありそうですよね。
しかし、どうやって管理するのか、紛失した場合やトラブル時の責任問題など、課題も山積みのようなので、実際にどうなっていくかこれからの様子次第という部分も多そうです。
ただ、外出自粛で学校も登下校などがばらついているので、子供の安全を管理する面ではスマートフォンを登下校だけでも持っていくのは、使い方次第で安心につながりますよね。

もう一つ気になるのが、スマートフォンで見られるインターネットサイトの中でも、有害サイトといわれるサイトやSNSでのやり取りにおけるトラブルの危険性です。
こういったスマートフォンの危険性や使い方についても、学校ごとに指導することで対応する予定だそうなので、安全にスマートフォンを使える環境が見つかるまでは試行錯誤になりそうですよね。実際、反対する意見の人もいるようです。

さらに学校へ持ち込む際のルール作りやフィルタリング設定など、保護者や生徒と教職員でしっかり連携することが、今まで以上に大切になるようです。
スマートフォンが普及してから、人同士のコミュニケーションが円滑になった反面、直接話し合うことは減っているといわれていますが、学校へのスマホ持ち込みは連携が必要なこともあり、保護者や生徒と学校が今までよりも話し合う機会が増えるので、直接話をするきっかけにもなりそうですね。

コミュニケーションとして、年齢問わず使われるようになったスマートフォンですが、便利がゆえにスマートフォンありきで自分自身のことを顧みなくなってしまうこともあります。
すると肩こりや頭痛だけでなく、多すぎるネガティブな情報から心が落ち込んだりということにつながることもあります。

落ち込んでしまった心は、そのままではなかなか浮上しないので、そんな時はカウンセリングを受けてみるのも選択肢のひとつです。
『カウンセリング=心の病』というイメージがありますが、実際はちょっとした不安でもカウンセリングで解決できるってことが多いのですよ。
便利なスマートフォンでも、さすがにカウンセリングはしてくれないので、心にもやもやがあったり、自分のことを顧みてみたくなったら気軽にちょっと話す気持ちでカウンセリングを受けてみるのもおすすめですよ。
まだもう少し曇天の日々は続きそうですが、乗り切るために上手に心をメンテナンスして過ごしましょう。