2020/08/20

今年の夏休みは今までにない夏休みになりそうです。こういったときは心が不安定になりますのでご注意ください

厚い雲に覆われて薄暗く雨の多い日々も、だんだんと終わりが近づいていますよね。
少し遅くはなりましたが、外に出ると一気にじりじりとした暑さを感じることができるようになってきました。一気に夏らしい天気が続くようになりましたが、社会的にはコロナウイルスの影響もあり夏を楽しむというわけにもいかないので、涼しい屋内で過ごしている時間がほとんどという人も多いと思います。海の家などの日本の夏特有のレジャー施設も、休業を余儀なくされたり、子供たちの夏休みも地域によってはかなり縮小して、例年とは違う部分が多い夏になりそうです。
夏といえば夏休みですが、今年はコロナによる休校が相次いだ影響もあり、地域ごとの夏休みの期間にもかなり差が出ているようです。夏休みが減るということで、夏休み特有の子供が家にいるから大変ということも減るようなのですが、その分この暑い期間に学校へ通うというリスクもあるので、結局心配は尽きませんね。
少しでも夏休みがあるということで、子供が家にいると家事が増えることもあり、夏は親御さんの負担が増えやすい時期でもあります。例年の夏のように気軽に外出してレジャーを楽しんだりできればいいのですが、外出自粛のこともあり家にいる時間が増えるので、負担を軽くするのは難しくなります。
ストレスをため込む親御さんも多くなりそうですが、今は協力して乗り越える時期だと思いましょう。ちなみにリモートワークで在宅仕事をしているという人も増えているので、親御さんが2人とも家にいるという機会も珍しくなくなりましたが、家のことというと別のようです。
内閣府が調査したものによると夫婦2人世帯で家事をしている時間を比べると、女性の方がなんと2.6倍も多くなっているようです。昔から比べると女性の社会進出も当たり前になり、結婚しても仕事を続けているという女性の割合も増えましたが、家事を平等に分担するのはなかなか難しいようですね。ゴミ出しなどの簡単な家事は男性でも参加しやすいようですが、それ以上となると人によっては面倒くさく感じてしまうのかもしれません。
さらに子供のいる夫婦世帯にも同じ調査をしたようなのですが、子供がいると妻の家事時間は夫と比べてさらに多い2.6倍~3.6倍の時間家事をしているそうです。夫婦共働きの言えば増えているのに、女性の家事時間がこんなに多いとなると、自分の時間を持てないだけじゃなくて心にも負担がかかってしまいそうですね。
子供がいる夫婦世帯は育児時間についても調査したようなのですが、やはり育児時間も女性の方が男性に比べてダントツに多く、なんと2.1倍~2.7倍もの時間を育児に使っているようです。化粧や衣服なども男性に比べると時間を使う必要がるのに、さらに家事や育児で時間を使っているとなると、女性側の負担が心配になってしまう数値ですね。
ですが、逆に言えば男性側が家事時間を増やして、差を減らせば女性側の負担がぐっと減るということがわかるので、男性としてはチャンスなのかもしれません。在宅勤務が多く家にいる今だからこそ、夫婦や家族間で家事や育児の分担について話し合って、お互いにフォローしあえるように体制を整えるのも、これからの男性女性それぞれの時間の使い方や関係性をよくするために有効です。ただ、いきなりお互いの思いをぶつけあうと、かえってけんかになってしまったり、伝えたいことがうまく伝わらない可能性も高くなります。円滑に話し合うためにも、話し合いの前にカウンセリングを利用して話したい気持ちを整頓してみるのもおすすめですよ。第3者に話すことで、どう話したら伝わるかや自分がどう話したいかをじっくりかみ砕くことができます。
もちろんそれ以外の家庭内のお悩みもお聞きしますので、まずは気軽にカウンセリングを受けてみてくださいね。