2024/06/02

「ことわざ」からみた「心理療法」についてのお話!

ものすごく久しぶりのブログになってしまいました。我ながら筆不精っぷりに反省しているところです。

さて、今回はカウンセリングで用いる「心理療法」と「ことわざ」のよ~く考えると凄すぎる共通点についてお話していきたいと思います。

まず始めに「ことわざ」とは何かについて改めておさらいすると、「ことわざ」とは昔から言い伝えられてきた、教訓、訓戒、風刺などを内容とする短い言葉のことで日本をはじめ世界中に存在することは皆さんもご存じの事と思います。今回のお話では、日本の「ことわざ」を例にお話ししたいと思います。

日本では、「ことわざ」は、小学校の3~4年生の国語の授業で学び、日常生活の会話の中で実際の物事に対しての例えとして何気なく使っているのではないでしょうか?!そしてそんな「ことわざ」の中には現代の心理学や心理療法に通じる内容の「ことわざ」が多数あるのです。例えば、

◎案ずるより産むが易し・・・何かをする前はあれこれ心配するが、実際にやってみると案外簡単にできるものだ   という意味。

◎押してダメなら引いてみよ・・・目的に対してがむしゃらに押し進めるだけではダメで、原理/状況を見極め、場合によっては引くことも必要という意味。

この様に、例に挙げた「ことわざ」には、現代の心理療法の要素を含む考え方や行動パターンの教えをみることができるのです。心理学や心理療法は、学問、療法として確立された分野としてほぼ150年足らずといわれているなかで、誰が考えたか作者も不明な言葉が昔から言い伝えられ、それらの意味することが現代の心理療法の考え方に共通しているところを考えると本当に凄いなと私の主観ではありますがつくづく思ってしまいます。

そうすると現代のカウンセリングで多くもちいられる心理療法は、人間の思考や行動パターンなどを理論的、科学的に研究してきた心理学の理論や多くの臨床から得たデータをベースに開発された療法ということになります。実際にカウンセリングの現場おいて心理的な問題を抱えているクライエントさんの問題解決、緩和にとって非常に高い効果を発揮していることは言うまでもありません。つまり、カウンセリングで用いられる心理療法は洗練された療法だということがお分かりいただけるのではないでしょうか?

この様に、先人たちの教えを含み理論的、科学的に開発された洗練された心理療法は、ストレス社会と言われている現代人のメンタルヘルスにとって非常に強い味方になるものです。

当カウンセリングルームでは、洗練された心理療法を用いてご相談に来られるクライエントさんの問題の解決、緩和に努めております。是非この機会にカウンセリングを体験してみてはいかがでしょうか?あなたがあなた自身問題たと感じていることがあなただけの問題である訳で「このような事で相談なんて・・・」と思う必要はありません。お気軽にカウンセリングを利用してみて下さい。